19日から人物写生会はじまりました♪
19日から人物写生会がはじまりました♪(人物写生会の詳細はこちら)
今回も前回同様、WEB担当Uのレポートです♪
第一回目の写生会の様子を、写真を交えてお伝えしたいと思います!
参加者は途中参加の人もふくめて11名!
参加者はまず、予め設置された複数のイーゼルの中で、自分の描きたいアングルの場所を選びます。
場所を決めたら紙選び!
小さい紙(四つ切:364×515mm)と大きい紙(木炭紙サイズ:500×650mm)から選びます。
大きい紙は小さい紙と比べて難易度があがります。大きい紙の場合、より遠くから自分の絵を確認して修正する必要があるからです。
しかし受験生の人などは、自分の目指す美大の課題に合わせて大きい紙を選ぶ必要があります。
結果、4名が大きい紙を選択。
場所と紙を選び、時間になったらいよいよスタート!
一斉に描き始めます。
描いている最中も先生のアドバイスが飛び交います。
そのアドバイスを元に、短い時間で完成度を高めようと、皆さん一生懸命自分の写生に反映させます。
20分描いて10分休憩(モデルさんの休憩)の1セットを、計6セット繰り返して完成させます。
もちろん、休憩時間も無駄にはしません。
各々立ち上がり、隣の人・周りの人の絵を見て回って、自分のデッサンのおかしい所を発見するヒントにします。
(周りの人の写生を参考にすることで、本番の試験中にレベルアップする人もいるとか!)
モデルさんの休憩中は、モデルさんが座っていた椅子や、足などの位置(戻ったときに変わらないよう跡を付けています)も確認します。
モデルさんがいないときは人物は描かず(嘘を描いていることになってしまうので)、背景の椅子や下のベニヤ板などを描き込みます。
休憩時間の終わり間際、モデルさんが戻ってきて椅子に座り直した際、休憩前後で腕や足の角度が少し違うと思ったらその旨をモデルさんに伝え、修正してもらいます。
そのまま休憩時間が終わってしまうと、描き進めていた姿勢と違う姿勢で固定されてしまうので、恥ずかしがらずに発言することが大事!
ワークハウスでは先生が終始回ってアドバイスをくれます。
絵を遠くに置いて実物とどう違うかを適宜確認しながら進めます。
白紙の状態から、どんなふうにデッサンが出来上がっていくんだろうと勝手にドキドキしていましたが、最後の仕上げの時になると、シッカリ明暗の調子のついた人物写生のできあがり★
鉛筆ひとつでここまで質感や明暗が出せるんですね…!
それに、同じモチーフでも一人ひとりの個性が出ている気がします。
皆さんの集中力にも驚かされました!20分を6セット、計120分にもわたる長い時間にもかかわらず、良い絵を完成させようと皆さん真剣に取り組まれていました。
人物写生はとても難しいけれど面白い題材です。
ご興味のある方は、ぜひ一度参加してみませんか?